11月26日(晴)

今年5月2日からスタートした車遍路の旅も、いよいよ最終回かと思うと何か寂しい感がいたします。そんな気持ちを抱きながら、午前5時45分に出発、今日も秋晴れのいいお天気です。途中高速道路を利用すれば今日最初のお寺へは1時間ほどで到着しますが、今日は最終回一般道をゆっくり走って、第83番一宮寺から第88番大窪寺までをお参りし、無事結願いたしました。 本日の走行距離246km 5:45AM〜5:00PM

大宝年間の開基当時は大宝院と称していました。諸国に一宮が建立された時、讃岐一宮の田村神社の別当(統括管理職)となり寺号を一宮寺と改めました。大同年間に弘法大師が巡錫し聖観世音像を刻み本尊とし、法相宗から真言宗へと改宗。現在の本堂は元禄14年(1701)十方施主によって再建されたものです。

第83番札所  一 宮 寺  高松市一宮町607

「仁 王 門」

「本 堂」  本尊 : 聖観世音菩薩

「大 師 堂」

「薬師如来」 

本堂の左手前にお祀りされています。中に頭を入れると「地獄の釜」の音が聞こえるといわれています。

「供養塔」

本堂の左手にある古い供養塔ですが、何方のものか聞くのを忘れました。

境内の銀杏やもみじが綺麗に色付いていました。


第84番札所  屋 島 寺  高松市屋島東町1808

開基は天平勝宝5年(753)、唐から来日した高僧鑑真和上が屋島北嶺に堂を建てたことにはじまります。後に弘法大師が南嶺に現在の伽藍を造営しました。現在の本堂は鎌倉時代のもので、本尊は10世紀の藤原時代初期の作といわれています。本堂、本尊ともに国の重要文化財に指定されています。

景勝地屋島の山上にある屋島寺へは、屋島ドライブウェイを走りました。小型車往復料金は610円でした。

途中の展望台からは、源平合戦の古戦場を眺めることができました。写真右寄りの高い山が五剣山で、次にお参りする85番・八栗寺のあるところです。

前方に霞んで見えるのが小豆島です。

屋島山上手前からの高松港方面、かつてはここから宇高連絡船で本州へ渡っておりました。

屋島寺東門近くにある「血の池」

「東 門」 屋島ドライブウェイで上がってくると、この東門から境内に入ります。

「仁王門」 こちらが表参道、ケーブルカーでも上がってこられます。

「四 天 門」 仁王門から本堂の間にある門です。

「本 堂」  本尊 : 十一面千手観音菩薩

「大 師 堂」

本堂右脇にある「蓑山大明神」は、屋島の禿狸(太三郎狸)を祀る神社。太三郎狸は日本三大狸にも数えられている名狸で、四国狸の総大将。家庭円満、縁結び、水商売の守り神として信仰を集めております。
因みに日本三大狸とは、佐渡の二つ岩の「団三郎狸」・淡路の「芝右衛門狸」・屋島の禿狸「太三郎狸」だそうですが、狸のことゆえ真偽のほどは定かではありません。


第85番札所  八 栗 寺  木田郡牟礼町牟礼3416

創建は天長6年(829)。弘法大師が唐への留学を前にその成果を占うため植えた八つの焼き栗が、帰朝後にことごとく成長していたことから、八栗寺と名付けられたと言われています。天正年間に兵火で焼失しましたが、高松藩主松平頼重公の手で再建され藩の祈願寺になりました。

「仁王門」

門をくぐると正面に本堂、背後に五剣山が聳えています。

「本 堂」 本尊 : 聖観世音菩薩

高松藩主松平頼重公により再建の本堂の屋根と幕には、松平家の紋所、三つ葉葵が入っていました。

「大師堂」

本堂の左手前にある「聖天堂」

八栗のお聖天さんとして親しまれる歓喜天は、福徳財宝、商売繁盛、縁結びにご利益がある。
唐から帰国した弘法大師が伝えたといわれています。

八栗ケーブル山上駅

麓からケーブルカーが運行されています。
平成4年にお参りした時にはこのケーブルカーで上がりましたが、以後は裏参道を車で上がっています。


第86番札所  志 度 寺  大川郡志度町志度1102

推古天皇33年(625)の創建と云えられている、四国霊場屈指の古刹です。ひとりの尼僧が浜に流れ着いた霊木で本尊を造り堂を建てたと縁起に描かれています。本尊の十一面観世音菩薩像と不動明王、毘沙門天は平安時代の作で、本堂、仁王門とともに国の重要文化財に指定されています。

「仁 王 門」

「本 堂」 本尊 : 十一面観世音菩薩

「大 師 堂」

仁王門の左手に聳える「五重塔」

藤原不比等の妻である海女の悲話を伝える供養塔です。


第87番札所  長 尾 寺  大川郡長尾町西653

天平11年(739)、行基が道端の柳の木で聖観音を刻み堂を建てて安置したのがはじまりと伝わっています。弘法大師は唐から帰国後、年頭に七夜の護摩秘法を厳修され、護摩符を民衆にまいて与えたと云われます。現在の本堂は高松藩主松平頼重公によって再建されたものです。

「仁 王 門」

「本 堂」

本尊 : 聖観世音菩薩

「大師堂」

本堂とともに屋根の丸瓦には松平家の紋所三つ葉葵がありました。

「静御前剃髪塚」

源義経の側室静御前が得度した寺と伝えられ、御前が落とした黒髪が埋められています。

「客 殿」

奥の客殿ではお茶会かなにかが催されていました。


第88番札所  大 窪 寺  大川郡長尾町多和兼割96

四国霊場八十八ヶ所巡礼の最終となる結願のお寺です。開基は養老年間(717〜724)に、行基が堂宇を建立。その後弘法大師が薬師如来を刻んで本尊としました。早くから女性信者の入山を許したので、女人高野とも呼ばれました。

「仁 王 門」

四国霊場八十八ヶ所巡礼の最終となる結願のお寺。遍路の旅の成就を迎えてくれる仁王門です。

「本 堂」 本尊 : 薬師如来

「大 師 堂」

大師堂は半地下となっていて、堂内には地下の内拝口から入ります、堂内では八十八ヶ所のお砂踏みができるようになっています。

「原爆の火」

大師堂の横には広島に落とされた原爆の火が
保存され、灯し続けられています。

後方にあるのは、無事結願したお遍路さんが、
感謝をこめて奉納した杖です。

「二 天 門」

もみじが綺麗に紅葉していました。

石段の上から振り返って見た紅葉。

下は門前のお店(お食事処・みや
げもの)帰りに食べた「おろしうどん」
が美味かった。

境 内

同 上

同 上

同 上

同 上

5月2日にスタートした四国八十八ヶ所車遍路(3回目)の旅でしたが、御蔭をもちまして本日無事に結願いたしました。第1番・霊山寺から第88番・大窪寺の今日まで、寅さんのメロディを聞きながらご一緒してくださったネットの皆様、ほんとうにありがとうございました。各霊場で皆様方のご健康、お身体の安全を祈願させていただきましたことをご報告申し上げ、車遍路の旅を終わりにいたします。 合掌

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